6年生:社会 リレー研究授業

 6年生の先生たちは,先週から全員が社会の同じところの授業をお互いに見合うリレー研究授業をしました。これは,子どもたちによりわかりやすい教え方を研究するために,平洲小学校で行われている方法です。6年生の社会では日本の歴史を勉強していますが,今回は明治時代の日清戦争についての授業です。先週は3組,1組,4組で授業が行われました。日清戦争直前の日本,清(中国),ロシア,朝鮮の関係をうまく描いたビゴーの有名な風刺画を題材にしています。

 そして,今日はおおぜいの先生方が参観する中,2組で研究授業がありました。子どもたちは復習として明治時代の日本についての質問に答えました。とても積極的に答えています。よく勉強している証拠ですね。
 富国強兵政策を進め,アジアへの領土拡大を狙う日本と挑戦の支配権を守りたい中国,それを見つめ漁夫の利を得ようとするロシアの関係を学びながら,子どもたちはこの後歴史がどうなっていくかを考えます。日本が日清戦争に買って得た巨額の賠償金の使い道を考えることから,だんだん予想していきました。話し合いにも積極的に臨み,理解をより深めて次の授業が楽しみになった6年生でした。