5年生:道徳 星野富弘さんのこと

 5年生の道徳の授業です。先生がまず黒板に貼ったのは,アイウエオ…とカタカナが弱弱しく書いてあるもの。それを見てどういう人が書いたのか想像します。子どもたちは「ぐじゃぐじゃ」「頑張った感じがする」「聞き手じゃない手で書いた」「障害のある子が書いた」と想像します。 先生は元体育の先生で授業中のけがで首から下が動かなくなった星野富弘さんのことを紹介し,これはペンを口で加えて書いた文字であることを明かします。

 星野さんの気持ちを考えるために,子どもたちは,利き手じゃない方の手で書いたり,口にペンを加えて書いたりしてみました。体験から,星野さんが初めて書いた時の気持ちを考えました。

 みんなで星野さんがどうしてあきらめずにがんばったのかを考えました。先生から星野さんがかいた素晴らしい絵を見せてもらい,「鈴の鳴る道」という詩を聞かせてもらって,自分もがんばろうと思った子が多いようでした。